出口調査システムコリオレとはどのようなシステムですか?

当社の出口調査システム「コリオレ」は、選挙の投票を終えた有権者に対して実施する調査をデジタルで効率的に収集・集計・分析するためのクラウドベースのツールです。タブレットやスマートフォンを使用したデータ入力、リアルタイム集計、性別・年齢層・支持政党別などのクロス集計が可能で、選挙報道や選挙分析の迅速化を支援します。地方選挙に対応しています。

調査員はどのようにデータを入力しますか?

調査員がデータを入力するのではなく、有権者自身に入力していただきます。
調査員からタブレットやスマートフォンを受け取った有権者が、ウェブフォーム上から回答を入力します。

外部の誰でも調査票に入力できるのですか?

調査票の入力は、承認されたIDとパスワードでログインした調査員のスマホやタブレットからでしか入力できないようになっています。

調査員も調査の集計結果を見ることができるのですか?

設定によって、調査員も調査の集計結果を見られるようにすることも可能です。調査のみを依頼し、集計や管理は別におこないたい場合には、権限設定によって調査の集計結果は閲覧できないようにすることもできます。

調査にあたって必要な環境は何ですか?

調査員ひとりにつき1台のスマートフォンまたはタブレットと、インターネットに接続できる環境(モバイルデータ通信やwi-fi)が必要です。

紙の調査票との併用はできますか?

はい、可能です。紙の調査票を使用しつつ、後日データを一括でマージしていただければ、Google Spreadsheetなどで集計が容易にできます。

期日前投票の調査も可能ですか?

はい、可能です。

どのような選挙に対応していますか?

地方選挙(市町村長選挙、市町村議会選挙、都道府県議会議員選挙)に対応しています。また、これらの選挙と同日に実施される住民投票にも対応できる場合があります。全県単位以上の選挙(都道府県知事選挙、参議院議員選挙等)は、調査時のデータのトラフィックが多くなることが懸念されるため、対応していません。

参議院の比例代表(非拘束名簿式)の調査にも対応していますか?

申し訳ありません。対応していません。

1つの契約で複数の選挙の調査に対応できますか?

同日に投票がおこなわれる、かつ同じ地域でおこなわれる選挙(つまり同一の投票所・同一の日時に出口調査がおこなわれる場合)であれば1つの契約内で調査可能です。例えば、市長選挙と市議会議員選挙が同一日程でおこなわれる場合などが想定されます。

地域特有の課題が選挙の争点となっている場合、その調査もできますか?

はい、可能です。有権者への調査時に、オリジナル設問も尋ねることが可能です。公共施設建設に対する賛成や反対、特定の政策分野に対する賛成や反対といった、その地域ならではの設問を設定できるため、報道にもご活用いただくことができます。

セキュリティ対策や稼働状況はどうなっていますか?

システムは、SOC2やGDPRの規格に準拠したプラットフォーム「Bubble」を使用して構築されています。また、Bubbleはサーバーに、世界最大のクラウドサービスであるAWS(Amazon Web Service)を採用しています。
Bubbleの稼働状況はこちらをご覧ください。

調査対象の属性(年代、性別など)はどうやって収集するのですか?

年代、性別は、標準で調査項目に含まれているため、有権者自身がその場で入力する仕組みです。

どのような集計や分析ができますか?

候補者別得票傾向、年代別・性別・投票所別の傾向分析、支持政党別の分析、オリジナル設問(地域特有の課題に対する設問)の傾向分析などが可能です。
さらに、個票のCSVダウンロード機能もあるため、複数の選挙が同日におこなわれる場合に、選挙ごとのクロス集計、得票傾向と年代別や支持政党のクロス集計、得票傾向とオリジナル設問のクロス集計などにも応用可能です。クロス集計をおこなうためのフォーマットもご用意しています。

導入までにどれくらいの期間がかかりますか?

最短で2週間前にご相談いただければ対応可能です。

サポート体制はどうなっていますか?

オンラインでのサポートとなります。
利用開始前に、設定方法や使用方法をオンラインの打ち合わせでお伝えいたします。また、操作マニュアルもご用意しています。選挙当日の緊急時には電話対応もいたしております。

システムのデモは見られますか?

はい、無料のオンラインデモをご案内しております。実際の画面操作や集計結果の表示などをご確認いただけますので、デモページからぜひご覧ください。